
韓国で、感性とセンスを磨く旅
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実在のホテルを巡る『おひとりさまホテル』という漫画にハマっています。クライアントのホテルや、泊まったことのあるホテルが登場し、ホテルラバーなわたしからするとドンピシャな内容です。ウェブで先読みが出来るのですが、第23話に出てきた韓国のラグジュアリーブティックホテルが目に留まり、泊まってみたくなってしまいました。

感情が動いたときの諸々のコストは、見てみないふりをしています。旅って楽しいようで、実際のところすごく面倒ですよね。特に海外となると観光地や空港からの距離感、エリアの治安や雰囲気も調べないといけないし、フライトの手配も億劫。だからこそ、衝動に身を任せて、思い立ったときに予約をするようにしています。
お目当てのホテルは「アナンティ アット カンナム」。ソウルの中でもひときわハイセンスな街、江南区に位置するラグジュアリーブティックホテルです。エントランスまでのアプローチにトランプのペイントがされていたり、ロビーまでのインテリアがいちいちおしゃれだったりと、空間を楽しませる仕掛けがたくさん。

レンガ造りのアーチ型建築がものすごくシックで美しく、洗練されていて繊細なデザイン空間にインパクトを残すアートの数々。インテリアデザインの端々にクリエイティブを感じる造りで、この空間だけで滞在の価値が高まる設計になっていました。
部屋に入り、ルームキーを差し込むと室内の電気が点灯。自動でカーテンが開き、カンナムの夜景がお出迎えしてくれました。客室は「キャビン」と呼ばれ、その全室がメゾネットタイプのスイートルーム。


天井が高く広々とした余裕のある間取りで、上の階のベッドルームは帆船を想起させるようデザインされています。バスルームは無駄を削ぎ落とした美術館のようで、白で統一された潔さがなんともドラマティック。

わたしが泊まったのはキャビンUという高層階タイプで、見通しもよく眺めのいいバルコニー付き。他にもテラス付きのキャビンTや、ファミリー向けのキャビンFなど全部で6つの部屋タイプがありました。
中世にトリップしたような煌めきのプールは、空間そのものがアートになっていて、韓国の建築センスの高さが伺えます。このインドアプールの他に、今回は行きませんでしたが屋外プールも宿泊客は無料で楽しめます。


ホテル好きからも評価を得ているというフィットネスジム。こちらの空間もよく作り込まれていて、無機質なマシンが置いてあるだけのホテルとは一線を画すこだわりよう。レザーのマシンなんて初めてお目にかかりました。

フィットバー「GRIT」が併設されていて、トレーニング終わりにここでプロテインを頼めるようになっていました。どこまでも気が利いていて、それでいておしゃれ。

キャビンT、キャビンU、キャビンFの客室タイプには、ハッピーアワーラウンジへのアクセス権が付いています。営業時間は17:30〜19:00、19:30〜21:00の2部制で、軽食やお酒類が無料で提供される幸せ空間。

驚いたのがそのクオリティ。品数は多くないものの、1つ1つのパフォーマンスが高いので満足度が高く、シャンパンが振る舞われている一方でトッポギもある。ミニマルなのにエレガント。このバランスセンスが秀逸で、ホスピタリティに対するブランドの意思を感じました。
観光地のホテルとなると、宿泊ゲストの多くが外国人となる場合が多いのですが、ほとんどの宿泊客が韓国人グループで、週末のホテルステイを楽しんでいる様子。外国人だけを相手にするのではなく、きちんと自国カルチャーに愛されていて、「さすがホカンスの国が手掛けたホテル」と圧倒される思いでした。
海外に来たらホテルレストランよりもローカルグルメを食したい派。お値段高めのエリアではありますが、周辺グルメはかなり当たりでした。

特におすすめしたいのが「ホンバクサ焼肉江南店(홍박사생고기 강남점)」。韓牛ユッケビビンバも、冷麺も、付け合せのおかずも全部が美味しく、芸能人のサインもたくさん飾られていました。24時間営業なところも推せるポイントです。

鶴洞駅構内にある適当に立ち寄った「bread&co.」というお店の、ココナッツの焼き菓子が大当たり。あまりにおいしくて3回おかわりしました。小腹を満たす甘くて美味しいものランキング1位をあげたいくらい美味しかったシロモノです。

「韓国スタイルのフラワーアレンジがアツい」ということで、2日目はソウルの花市場を視察に行きました。

ソウルにはいくつかの花市場があるようですが、今回訪れたのはホテルから近い「ソウル高速バスターミナル 花卸売市場」。

高速バスターミナルといえば地下のGo To Mallがショッピングスポットとして人気ですが、実はその3階がワンフロアぶち抜きの花市場となっています。

卸売価格で購入できる生花エリアと、フラワーアレンジやガーデニングの資材、造花が所狭しと並ぶ物販エリアに分かれていて、花とモノと人の熱気で溢れるエネルギッシュな異空間が広がっています。

事業者登録がなくても購入できますが、日本語はほとんど通じず、観光地でもないためビビリながら潜入してみます。

花の香が立ち込める市場は活気があって、賑やかで雑多。日本の市場と似た雰囲気にホッとする反面、深夜でも活気が冷めない熱気はさすが韓国!

夜0時頃から翌日の正午まで営業しているようです。夜の深い時間は事業者が多く、朝方になるほど一般客が増えるとの事前情報を仕入れていたので、わたしは朝8時に向かいました。

生花は買って帰れないので、今回の目的はアレンジの資材。リボンや包装紙、花瓶やカゴなどをメインに見て回ります。

日本と韓国の物価はそう違いませんが、リボンはかなりお値打ち。ちょっとセンスの良いリボンだと、日本では4,5千円することもザラなのですが、数百円代の商品が多くあれもこれもと目移りしてしまいました。


明らかに観光客のわたしは相手にもされず、こちらから話しかけるまではほかっておいてくれるので、気兼ねせず見学できました。もちろん、話しかければきちんと接客してくださって、カタコトの韓国語でも邪険にされることなくお買い物できました。

アートもエンタメもインテリアも、洗練されたクリエイティブが息づくソウル。センスとカルチャーがごちゃまぜになって生まれるエネルギーが感じられて、楽しい旅を過ごすとともに、いい刺激をもらうことができました。今回の韓国旅の様子をVLOGとしてyoutubeにアップしています!ぜひご覧ください♩

自作した「旅のしおり」を公開しています。細かいタイムスケジュールや交通手段、マップも詰め込んだトラベルガイドです!こちらもぜひご覧ください!